河岸端、赤い檻
アレンジ:ヤマダタロウ 歌詞:二里
或る夏の日の夕暮れのように 目の前が赤に染まる
一面に咲き乱れるのは 死人花が檻のよう
気がつけば理のままに 深くそう深く遠い場所
親しげな微笑みの先 雫となって沈む
宴から外れただひとり 風雨すらも救いのよう
瑕つかぬ夢を後に 雲を見つめる匣の中
寂しげな微笑みの先 陰となって消える
渡るのは河岸端の先 新たな旅へ向かう
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